動物医療センター長
町田 登
 東京農工大学動物医療センターは、平成20年7月に新動物病院棟が増設されたのを機に、旧来の「家畜病院」から現在の「動物医療センター」に改称されました。当センターは、本学農学部共同獣医学科の学部学生、岐阜大学大学院連合獣医学研究科の大学院生(本学配属)、さらには獣医師免許を有する研修医のための総合臨床教育施設としての役割を担っています。
 その一方で、獣医療の高度化に大きな期待が寄せられるなか、西東京地区における二次診療施設のひとつとして先進的な医療技術を提供することも当センターの重要な責務となっております。こうした社会的要請に応えるべく、動物医療スタッフをさらに充実させ、高度な診断と治療に不可欠な医療機器(マルチスライスCT装置、MRI装置、モバイル型CアームX線装置、各種超音波画像診断装置、動物内視鏡システム、小動物用人工心肺装置、超音波手術器/手術用凝固切開システムなど)を備えるとともに、一般内科および一般外科のほかに循環器科、整形外科、腫瘍科、皮膚科、神経科、放射線科などの専門科を設置して日々の診療にあたっています。
 当センターは、「動物にはやさしく、そしてオーナーの皆様には信頼と満足のいただける医療を提供する」、すなわちステレオタイプ(紋切型)な医療にはまらず、ご家族の意向や事情に十分配慮したオーダーメイド医療を実現し、動物と人の健康と福祉に貢献することを目指しております。オーナーの皆さま、地域の臨床獣医師の先生方には、今後ともご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。