ご挨拶
循環器科では心血管疾患の内科的治療、外科的治療を実施しています。
先天性心疾患の治療経験は非常に豊富で、多くの新しい治療法を発表しています。
心エコーでは医学領域や海外の獣医大学との共同研究も積極的に行っており、最新の技術を診療に活かすことが可能となっています。
診療内容
- 心電図、胸部X線、心エコー、心カテーテル検査(DSA)による診断
- 他院で心臓病と診断された症例のセカンドオピニオン
- 治療法に関するインフォームドコンセント(内科的治療法と外科的治療法のそれぞれのメリット、デメリット)
- 薬はかかりつけの獣医さんでもらいつつ、定期的なチェックのみ当院でというのも歓迎します
- 現時点ではスタッフ数の関係もあり、僧帽弁閉鎖不全症の外科的治療法は原則として実施しておりません→研究員の松浦が中心となり外部で実施しておりますので紹介可能です
- 先天性心疾患に関しては開心術、インターベンションいずれも対応可能です
- 心臓に不安のある症例の一般的な外科手術も歓迎しております。当科ではCTも撮影可能ですので、診断から手術まで1回の麻酔で済ませることも可能です
循環器科主要設備
- 動物用人工心肺装置
- 外科用デジタルX線透視装置→Siemens Ciosを2021年新規導入
- デジタル心臓超音波診断装置(心エコー)→Hitachi Lisendo880を2021年新規導入
- 心エコー解析ソフトウェア(DAS- RS1)
- 血管内エコー(IVUS)
- 経食道プローブエコー(TEE)
- ホルター心電計、解析装置(MemCalc)
- 心電・心音図
- デジタルX線画像診断システム(CR)
- 医用画像ファイリングシステム(PACS)
- CTスキャン
- 血液ガス分析装置
- 血圧計
治療内容
- 各種先天性心疾患の外科的治療(動脈管開存症、肺動脈狭窄症など)
- インターベンション法による低侵襲的な治療法(動脈管開存症、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄症など)
- 各種心疾患に対する内科的治療
- 不整脈疾患の治療(ペースメーカー植え込みも含む)
- 肺高血圧症の病態把握と治療
- 胸腔疾患(気胸、乳糜胸、胸水、横隔膜ヘルニア)の治療